ハンス・ヘラー少尉の貴重な体験が書かれています。
ヘラー少尉は全ての軍歴中ロンメルの指揮する部隊に所属していました。
この本はヘラーの体験記と彼のプライベート写真等で構成されています。

1921年ウィーンで生まれのハンス・ヘラーはHJを経て第15装甲師団第33戦車駆逐大隊に2等兵として配属され
アフリカ戦線に参加しハルファヤ峠の戦い(Halfaya Pass 英国人はHellfire Pass 業火の道と呼んだ)などトブルク戦などに参加しました。
その後優秀だったヘラーは帰国後士官の教育を受け 少尉として同じく北アフリカで戦っている第10装甲師団に配属され
数多くの戦闘に参加し重傷を負いました。
回復後、第21装甲師団の再編成にともない第192擲弾兵連隊に配属され戦車駆逐部隊の指揮を任せれノルマンディー戦に参加し
トンガ作戦で有名なペガサス橋の戦闘(この時シャーマン3両を撃破)など経てカーンやファレーズ包囲戦を戦いました。
そして後退戦時にロレーヌで捕虜となりました。
現在97歳となる著者は健在で当時の記憶も克明に記憶しているそうです。
約220枚以上の写真
1 |
エピローグ:ノルマンディー 連合軍の侵攻 |
2 |
戦前 |
3 |
ユーゲントから陸軍へ |
4 |
アフリカ軍団としてリビアへ 1941年 |
5 |
エジプトでの戦闘 1941年 |
6 |
士官学校 |
7 |
2回目のアフリカ チュニジア 1942年 |
8 |
第21装甲師団編成の為フランスへ 1943年 |
9 |
D-Day |
10 |
カーン 1944年6月〜7月 |
11 |
ファレーズの地獄 1944年8月 |
12 |
撤退 |
13 |
1944年秋ロレーヌでの改編 |
14 |
捕虜となる |
15 |
エピローグ |

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