世界初、スターリングラード侵攻に参加した３装甲大隊（103.129.160装甲大隊）の
編成から壊滅までの行動が詳細に調査されています。
1942年夏、これらの装甲大隊は自動車化歩兵師団に編入され、コーカサス方面に展開の予定でしたが、
急遽、スターリングラードへの進撃の任務を受けました、まさか地獄の戦いになろうとは...
彼らは、進撃する歩兵師団をサポートし、第6軍が包囲された後も弾薬や燃料が尽きるまで勇敢に戦いました。
（この本でもわかりますが、指揮官や部隊長などを初め兵士の殆どが戦死・負傷・行方不明・捕虜となっています）

この本にも書かれていますが、今回著者はドイツの政府機関である国防軍の兵士の個人データーを収蔵している
Deutsche Dienststelle (WASt)とのコンタクトで今までにない詳細な調査が出来たそうです。
写真等も公文書館・個人・遺族・世界のコレクターからの協力で未発表写真満載です。
第160装甲大隊のＩＩＩ号指揮戦車２号車の即席？アンテナの写真は必見
（日本からは　北村裕司氏も協力しています）

戦史本の傑作です！全ての方に！

	第103装甲大隊（第3歩兵師団配下） 　　第18装甲師団第18装甲連隊第2..3大隊を核に編成された部隊。
	第129装甲大隊（第29歩兵師団配下） 　第17装甲師団第39装甲連隊第１大隊が改称されました。
	第160装甲大隊（第60歩兵師団配下） 第18装甲師団第18装甲連隊第1大隊が改称されました。