北アフリカ マレト線の戦いの貴重な資料です。
北アフリカ戦の資料本は最近では皆無に等しく久々の良書で、それもエル・アラメイン戦後の
マレト線の戦いは、特に資料が少なく快挙です、それもマレト要塞の事も詳細に調査された本は初です。
エル・アラメイン戦後、後退戦を強いられたドイツ装甲軍はロンメルの帰国もあり
イタリア軍ジョヴァンニ・メッセ上級大将の元でイタリア第1軍として再編成されました。
部隊の編成は
ドイツ第90軽歩兵師団
イタリア第101自動車化師団
イタリア第136装甲師団
ドイツ第164軽歩兵師団
イタリア第16自動車化師団
イタリア第80歩兵師団
ドイツ第15装甲師団(予備)
ドイツ第21装甲師団(壊滅状態で編成外)
以上の部隊がヴィシー政権が構築した旧式のマトレ要塞を基地にモンゴメリー将軍率いる英第8軍と戦い、多数の損害を出しながらも
51両の英軍戦車を撃破しました。
この本は、その戦いを詳細に解説し、主戦場であるマトレ要塞を当時の図面や地形図などで完璧に調査しています。
日本では殆どの書籍では詳しく書かれていない、この戦いの貴重な資料です。
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前提 |
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序章 |
1 |
チュニジア、地理的および歴史的枠組み |
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サハラ砂漠地帯及びチュニジア南部 |
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ストーリー |
2 |
砂漠のマジノ |
3 |
マレト線の崩壊 |
4 |
トリポリを去る:イタリアの要塞と失敗したリビアの防衛 |
5 |
抵抗の意思 |
6 |
「アフリカの小さなマジノ」の第二の人生 |
7 |
英第8軍がマレス線を攻撃 |
8 |
縦深防御 |
9 |
アカリの戦い |
10 |
エンフィダ 最後の戦い |
11 |
彼は誰? |
12 |
現在のマレス要塞 |
13 |
添付資料 |
14 |
計画と作品の説明 |
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チュニジア南部の全体的な防御配置 |
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ベン・ガーデーン |
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フーム・タタハウイン |
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クサール エル ハルーフ |
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ビル・ソルタン |
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マレト |
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ガベス |
15 |
参考文献とアーカイブ情報源 |
150枚の写真・地図20・40の要塞平面図
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