北アフリカ戦の重要地点エル・アゲイラの要塞とその周辺の要塞の資料本です。
1941年2月、コンパス作戦でイタリア第10軍を壊滅させたイギリス軍は、エル・アゲイラを占領した。
イギリス軍はそこで停止し、西部砂漠軍の大半は枢軸国のギリシャ侵攻に対処するため移動した。
これにより、エルヴィン・ロンメル指揮下のアフリカ軍団が到着して攻勢を開始する機会を得た。
3月にはエル・アゲイラを奪還し、イギリス軍をトブルクとエジプト国境まで追い返した。
ロンメルはさらにこの都市を要塞化し、トブルクに対する作戦の拠点とした。
1941年12月のクルセイダー作戦でトブルクから追い返された後、アフリカ軍団はエル・アゲイラに後退し、
イギリス軍の進撃を阻止した。
1942年1月、ロンメルはエル・アゲイラで新たな攻勢を開始し、再びイギリス軍をトブルク方面に追い返した。
今度はトブルクを占領し、エジプトに進軍したが、1942 年 7 月にエルアラメインで阻止され、
11 月に決定的な敗北を喫した。
アフリカ軍団は壊滅し1942 年 12 月に進軍するイギリス第 8 軍にエル・アゲイラを最終的に明け渡した。
この本は
アフリカ軍団の重要な要塞エル・アゲイラを中心にその周辺の要塞などを詳細に調査した資料写真集で
北アフリカ戦の戦史などで良く出る名前ですが、これだけ写真が掲載された本は皆無だと思います。
グーグルマップでその現在の姿を探してみてください。
ノファリア要塞やエル・アゲイラでのロンメルの写真やなども貴重です。
1 |
リビアのジョルダーノ・モルロッティ伍長 |
2 |
アジツィアからシナウエンへ |
3 |
シナウウエン要塞の写真部隊 |
4 |
フエラトからエル・アゲイラまで |
5 |
シルテとガスル・ブ・ハディ要塞 |
6 |
ノファリア要塞のロンメル |
7 |
エル・アゲイラ要塞 |
8 |
エル・アゲイラでのドイツ空軍の作戦 |
9 |
ブエラト要塞 |
10 |
ブエラトのマーダーIII |
11 |
チェニスのマーダーIII |
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カラーイラスト
Fiat 15 Ter トラック
Fiat 508 CM ドイツ空軍
Sd.Kfz.251/5 第200工兵大隊
Sd.kfz.10 アフリカ軍団
Bf110 D-3 第26駆逐航空団第7飛行隊
マチルダ・スコーピオン 地雷撤去戦車
マ-ダ-III 7.62cm(r) + Sd.Ah.31 (第15装甲師団又は第21装甲師団)
マーダーIII 7.5cm (H) (第39戦車駆逐大隊第2中隊 又は第580装甲偵察大隊)
マ-ダ-III 7.62cm(r) (第15装甲師団又は第21装甲師団)
230枚以上の写真・多数の地図やイラスト
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