第157予備師団(157. Reserve-Division)の素晴らしい資料本です。 この本隠れた名作本です。 フランスではマキを含むレジスタンスの本は多々ありますが、その敵対するドイツ軍部隊を詳細に調査した本は稀です。 ある意味フランスでは禁断の本だと思います(出版社のホームページでも解説がありません) しかし内容が素晴らしい! カール・ぷラウム少将率いる同師団は1943年9月フランス南東部アルプス中央部にあるグルノーブルの学生会館に師団本部を置き、 周辺の治安活動に従事していました 1944年からはマキ・パルチザンの掃討作戦(約7回)が主な任務となり、ベッティーナ作戦では降下戦闘団「シェーファー」(KG200)など参加し 降下作戦も行われました。 しかしドラグーン作戦による米軍の南フランス上陸で師団はグルノーブルを離れ第157山岳師団となり1945年2月には第8山岳に改編。 この本はその師団の対パルチザンの歴史を詳細に調査を行った本で歴史は勿論の事ですが(この時の正確な部隊編成はこの本だけです) 戦死した兵士の墓の調査も凄いですが、同師団の身分証名書や軍装など、全て第157予備師団の物が掲載されており驚愕です。
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Heimdal | Michel Lallemant | ||
フランス | 192 | ||
2020 | 枚の写真やイラスト | ||
30cmx24cm | ハードカバ− | ||
仏語 |
Sur Les Traces De L'armee Allemande Grenoble et le Vercors 1940-1944 |
ドイツ陸軍第157予備師団史:マキ(パルチザン)との戦い |