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第三帝国の芸術の重要人物ヴィルヘルム・ペーターセンの作品集です。



親衛隊隊員でもあったペーターセンの1934年〜70年の作品を紹介した本で全般的な作品本は唯一です。
(戦争絵画だけの本はムーニン社が出していました)
ヒトラーやゲーリングなどもお気に入りの画家で、基本は写実派ですが彼は多彩な絵を描きました
時には冷酷・悲しみが伝わる作風も多く、言い換えればクールです。




ヴィルヘルム・ペーターセン(1920-1987)

10代の頃美術工芸学校で絵画を学び
20才の頃、反革命軍事行動組織エアハルト海兵旅団に所属、カップ一揆にも参加した彼は
絵画活動と共に政治活動にも興味があり、ナチ党入党後初期の親衛隊に入隊
ポーランド戦で親衛隊特務部隊の報道画家として戦地に行き
その後はSS連隊クルト・エッガースに在籍し、戦場や国内で絵画活動の他に
大規模な第三帝国芸術の展覧会などにも大きく関与します。
ヒムラーに気に入られ1943年には親衛隊全国指導者個人幕僚部のスタッフになります。
彼の当時の絵画(戦場画では無い)はヒトラーなどが好む画風で、彼の絵の購買者は
ヒトラーを初めボルマンやゲーリング(5点も購入)など多くの党幹部がいます。
戦後逮捕され英国の収容所で多くの尋問を受け1946年4月に東ドイツの故郷に戻りますが
元親衛隊なのでまともな仕事につけず、1950年に雑誌の表紙の仕事がみつかり
1952年に彼の人生の転機が訪れます、当時東ドイツで大人気だった人形劇ハリネズミ”メッキー”
絵本版(漫画版)の作者として12冊の本を出しました。









258の写真や絵画
(写真 16枚)
(北部ドイツの人々 27点)
(ゲルマンの世界 40点)
(家や家族 35点)
戦争絵画 36点)
(風景 13点)
(スケッチ 下書き 27点)
(イラスト 70点)

布製金色型押し文字表紙



   
   
   
   

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Grabert Uwe Christiansen 他
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1993 258の写真
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Wilhelm Petersen
Der Maler des Nordens
ヴィルヘルム・ペーターセン 作品集
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