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1922年生シレジア生まれのギュンター・シューベルトは1941年NSKK(国家社会主義自動車軍団)
第499自動車化輸送大隊のドライバーとしてロシア戦線を経験、その翌年1942年4月
第116予備砲兵連隊に入隊後、同年10月陸軍第273対空砲大隊に正式に入隊し、第2装甲師団配下で
東部戦線を戦います、その時ギュンター・シューベルトは1943年4月
悪名高い、ブロニスラフ・カミンスキー率いるカミンスキー旅団の本拠地ロコト自治州に4ヶ月滞在し
カミンスキーやその部隊の義勇兵などと一緒に生活します、その記述はかなり貴重です。

その後ギュンターはノルマンディー戦ファレーズポケットで捕虜となります。

この本は、多くの地図を掲載され部隊の進路や戦闘がわかり貴重で
特にカミンスキーの身長や解放軍の兵士の服装や風紀など、実際に見た人物の記述は稀です(17ページ)。

     
 陸軍対空砲章   
 1941年/1942年東部戦線冬季戦記章   
   自動車防護章 銅  




陸軍第273対空砲大隊
1941年2月15日第37・59砲連隊の各第5中隊を抜き出し第III軍管区で創隊されました、
その後中央軍集団の第9軍におかれ東部戦線で活動し、その後第2装甲師団の所属となり
1943年5月5日に第38戦車駆逐大隊の第4中隊が同 大隊の第4中隊として編入され、4個中隊編成となり
ノルマンディー戦に参加しましたが8月全滅してしまいます(その後第273予備対空砲大隊として再編)



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NSKKから陸軍第273対空砲大隊(自動車化)まで 
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