マクシミリアン・ヴェングラー少将

マクシミリアン・ウェングラー少将とその部隊を調査した貴重な資料です。

マクシミリアン・ウェングラーは1890年にザクセン州ロスシュワン州ロスワンで生まれ
1909年第133王立ザクセン歩兵連隊に中尉で入隊し、1910年8月15日に中尉に任命された。

彼はベルギーとフランス東部の戦闘で第一次世界大戦を経験し、彼の勇敢な戦いで1914年に
当時最高位の聖ヘンリー勲章を授与されました。
ＷＷＩ終戦後ウェングラーは軍人を引退しました。

第二次世界大戦が始まるまで、ウェングラーは保険会社で働いていましが
ＷＷＩＩの勃発時、第27歩兵師団第40歩兵連隊で予備軍大尉としてポーランド戦に参加しました
1940年フランス戦では予備軍少佐に昇進し、連隊の大隊司令官に任命された。
その後第227歩兵師団第366歩兵大隊長となり、レーニングラード戦で戦い
激しい戦闘を繰り返し、多数の戦果をあげ中佐に昇級後366歩兵連隊長となり
1942年12月1日騎士十字を授かりました。
その後ナルワ戦に参加し.2日間で彼の部隊は73両の戦車を撃破しました！
大佐となり1944年4月22日柏葉を追加。
その後第227歩兵師団長となりクールラント戦などを戦い
1945年1月21日柏葉に剣が追加されました。
1945年3月27日第83歩兵師長少将となりました（予備役から将軍なったのは15人しかいません）
部隊は東プロイセンのピラウで難民の脱出の為の死闘を繰り広げていましたが
1945年4月25日マクシミリアン・ウェングラーは空爆により戦死しましが
その何ヶ月か前に妻を空襲にて失っていましいた。

この本は、マクシミリアン・ウェングラー少将とその部隊を詳細に調査した本で、
ウェングラー少将の初めての本です。
少将自身は勿論の事、第27.227.83歩兵師団の戦闘や行動などが完璧に調査されており
戦史や部隊史に興味ある方にもお勧めです。

鉄十字章（1914）2級1級
ロイヤルサクソン勲章（2級剣付き）
聖ヘンリー騎士十字章
アルブレヒト章
バイエルン軍功章　4級
戦争功績章
戦傷章（1918）黒
名誉十字章
国防軍勤続章
鉄十字（1939）2級1級
歩兵突撃章　銀
東部戦線従軍章
戦傷章（1939）銀
白兵戦章　銅.銀
戦功十字章　2級.1級剣付
名誉鑑賞
騎士十字
柏葉　（404番目）
剣付柏葉　（123番目）

1	ウェングラー家　（1720-1890）
2	子供と学生時代　（1890-1909）
3	第133ザクセン王立歩兵連隊　（1908-1914）
4	第一次大戦　西部戦線　（1914年夏-1917年3月）
5	第一次大戦　バルカン半島～ウクライナ　（1917年3月-1919年初頭）
6	新たな軍歴の始まり　（1919-1939）
7	西部戦線　（1939年-1941年10月）
8	ウェングラーと北方軍集団　（1941年9月-1943年10月）
9	バルト三国での戦い　（1944年）
10	ヴァルテラント帝国大管区での戦い　（1945年4月26日迄）

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